催眠都市短編小説 色夢の章 −色王国の12ヶ月− ここは色の国。 王国のお姫様色夢おうじょは、もう6つにもなるのにわがままい〜っぱい。 「けいこくにゃにょ〜」 「やめて欲しいでナス〜!(^^;)」 「ぐんじょお〜だいじんにげるにゃ〜けーいーこく〜」 王様、ほとほと困りましたでナス」 「よかよか!女の子は強過ぎるくらい方が良かとよ!」 臙脂おうさまはいつもニッコニッコ。 「あ〜らダ〜リン」(ハート) ラピス様はいつでも臙脂おうさまの事がだ〜いすき。 「どれ、今日はスプレーガンばゆ〜ちゃんに上げるとよ!」 色王国のひとたちは、みんなひとつ好きな色を決めて、体の色を合わせているのに、ゆ〜ちゃんだけはわがままでほしい色を全部集めてへんな顔の色をしています。白と赤と黒なんて、つぎはぎみたい。 「けいこく〜これ大っきくて格好わりゅ〜い!」 「ゆ〜ちゃん、ママの子なんだからわがまま言わないの、ほら 「けいこく〜色んな色が出るにょ〜」 「ゆ〜ちゃんは嬉しい時も周りの人に警告しないと 「いろゆめさん。おじさんは妖精王1万世だ。どうだい、おじさんと勝負をして、おじさんが勝ったらおじさんの家来になるんだよ。」 「けいこく!変なやつ撃つにょ!負けるわけないにょ〜!」 「おやおや、負けず嫌いだなぁ」 「よかよか!世界のゆ〜ちゃんが負ける訳ばないと!」 「あ〜らあなた〜、ゆ〜ちゃんにもお友達が出来たみたいよ〜」 「かなりたくましいお友達みたいね〜でもあなたほどじゃないわ〜ウ・フ」 「よかよか!男はいつでも狼ですたい!」 「警告!出て来い!群青大臣!ちょっと話がある!」 おうじょが体を押したので、だいじんは外に飛び出ました。 「何ですかナス?」 「警告。お前にひまをやる。」 「(ええ〜?臙脂様やラピス様の相手を一日中しないといけないなんて頭が変になるナス!!--;)理由をお伺いして 「お前もこの世界に登場するのは不愉快だろう!」 「…」 「警告!戻れ!」 おうじょが声をかけると、だいじんはまたおうじょのからだの中にすいこまれてしまいました。 ”狼”の状態が (っていうか、おれ人間。おれ自分が本当に狼なんて思ったことない) 「銅金…怖いよ!目を覚ましてよ!」 「警告!王よ!…その、まぁ…何とかしろ!」 「ふん、お姫さん。『無礼者』と呼ばれるのは嫌でしてね。どうですかな?得意の警告で追っ払ってはいかがですか?」 「警告!きっさま〜… 注意!言われずともやっている!」 「あなた〜スメラギさんも人が悪いかたですよね〜」 バチバチ (いつものか…いや、大きい!) 「やめろ、刃金、け…」 「痛い!」 「痛いぞ!」 「痛いと言っておろうが!」 色夢の肌にネジといわず、 「あらら〜こんな所におっきなネジが〜」 「よかよか!国民の数十数千万など微々たるもんですたい!」 (ママ上!パパ上! いや、自分に警告!しっかりしろ!) 「色素、是空!」 「群青さん。行ってらっしゃ〜い」 「ラピス様、お言葉ですが、姫様を騙しているようで納得いかないナス…」 「あ〜ら何か聞こえたかしら〜ねぇダ〜リン」 「よかよか!ばってん決着ばつけたかじゃい!」 「あなたのそういう頼もしい所って、好・キ(はぁと)」 (いつも思うのですが、臙脂様の九州弁出鱈目でナス…) おうこくのたいちょうたちが、きれいなあかやあおのへいたいたちをつれて、つぎつぎとしゅつげきしていきます。 「さ、紅軍!橙軍!出陣だ!敵は姫様の前方!白師団は姫様の後方を固めること!よいな!」 「たいちょお...突破されたであります...」 「ええい!散開しているからいかんのだ!」 「ゆ〜ちゃんえらかったわね〜ママもパパも心配してたのよ〜」 「警告…私は…助かったのか?」 群青大臣は、喜びの余り、王女に抱きつきました。 「ううう、大臣め、ちょっと、心配していたでナス!」 「ほ、本当は助けてほしかったぞ!」 ゆ 「ゆ〜ちゃん 「う〜うまま上ぱぱ上〜」 「あいしゅあいしゅ〜」 「ゆ〜ちゃん、角のアイス屋であずき色アイス買ってあげましょうねぇ〜」 「よかよか!一夏の青い経験を終えて娘の成長を見る父親の気分も良かですたい!」 「警告!へんにゃこというぱぱ上きらい!」 というわけでおっきくなったゆ〜ちゃんも、お父さんやお母さんと久々にお手てつないでアイスを買いにきましたとさ。 −終−